赤髪探偵 ① +~+春の夜桜事件+~+
今更、昔から見守って来てくれた・・・あの桜を傷つけるなんて俺が許さない。
そんな事を思っていながらガサガサと葉をかきわける。
「・・・着いたっ!!」
桜が生えている場所に着いて・・・俺は目立たない草木の生えている場所に身をひそめた。
彼女は・・・まだ、来ていないようだ。
それから早2分。
どこからか、話し声が聞こえてきた。
来たなっ!!
来たのは、あの赤髪の彼女と2~3人の警官で・・・・・・
何かを話していた。
「~~~~~~~~で~~~~~~~~~~~~~~い~~~~す。」
「で~~~~~~~~~~~ど~~~~~~~~~~。」
ココからじゃ、少し距離があって会話の内容までは分からなかった。
それから、警官達は去って行って彼女一人だけになった。