日本女児VS肉食獣
「お前…女なのか?」
…は?何でいきなりそうなる?
「この手触り…それに体型。完璧に女だ」
「女なれしてるんだな…」
チッ…まともじゃない奴にバレてしまった。
油断大敵だな。
って言っても、別に隠してるわけじゃないけど。
「なんだ?ヤキモチか?」
「は?お前、思考回路がおかしいんじゃないか?」
どこからそんなことになったんだ…
「ぁあん?だって女なれして…」
「雪乃〜!!!」
帳が話をしている最中に、みぃが廊下を走りながら、僕を呼んだ。
「あぁ…みぃ。どうしたの?」
僕の目の前まで来たみぃは、息を整えながら、
「だって、いっこうに帰ってこないから、心配しちゃって…って、ヤンキー!!!」
僕の隣にいる帳に目をつけ、叫んだ。