日本女児VS肉食獣
夢見心地な蛇の『眼光』
朝、廊下を歩く僕とみぃ。
「ふぁあ…」
「ちょっ雪乃?!ビシッと歩く!!」
いった…力強っ!!
「ん〜…それがさぁ、昨日お父様が僕の稽古に没頭しすぎて寝かせてくれなかったんだよ」
「もうっ、やっちんは〜…」
やっちんとは僕の父、花巻 刃(ハナマキ ヤイバ)のことです。
みぃは何故か、お父様のことをそう呼びます(笑)
「とりあえず、責めるならお父様をね」
「はいはーいっ!てかさーりったんがさぁ…」
りったんとは、律矢のことです。
「…でさーって聞いてるっ?!」
「あー…はいはい」
聞いてなかった…
「ま、授業始まるし、行こっ」
「うん…あ、その前に僕、売店のおばさんから頼まれ事あるんだ。それが終わったら授業にでるよ」