【短】意地悪教師

「…帰る」


っえ。まだ聞きたいことがあるのに


「あのっ――「またキスしてほしい?」


「ばっ、ばか!そんなわけないじゃん!」


「じゃあな」


私の頭をポンッと叩くと部屋から出ていった



何が、じゃあな。よ!
こっちは何がなんだかわかんないのに!


ファーストキスだったのに!



彼女いるくせに…!


期待ばっかさせて、逃げやがる



本当、変な男にはまったな私。



両手を交互に振り上げ布団に八つ当たりする


ばかっばかっばか!



「結斗のバーカ!!!」



< 22 / 68 >

この作品をシェア

pagetop