願い、

「お待たせー！」
「遅いよ～つか、あれら誰？」
「穂乃知らないの？同い年だよ！つかあたしと同じクラスのやつもいる！」
その話が聞こえたのか、軽く頭をさげてきた。
私も軽く頭をさげた。
「何あんたら仲いいの？」
「いや、全然～」
「あいつ優だよ！あたしの好きな人～」
「ふーん、他は？」
「右から有也、秀、涼だよーっ！」
「よろしくねえ！」
私はまた軽く頭をさげた。