片オモイ×片キライ
はぁ~♪

秀汰先パイカッコいい☆

亮喜と大違いだよぉ。

ず~~~~~っとニコニコしてるし

話し方、優しいし!

なんて思ってると、秀汰先パイが言ってた日陰についた。



「ん~
 いないみたい・・・
 もう!
 探せって言ったのは誰よ!!!」

「俺だよ」

「ふぇ?!」



いつのまにか

亮喜が真横にいた。

目を光らせて・・・。

はぁ、秀汰先パイと

月とすっぽんだし・・・。




「オマエ、どんだけ
 鈍感なんだよ。
 反応遅すぎ。」

「そ、そんなことないしッ
 亮喜のバカ!!!」

「オマエに、バカって
 言われたくねぇよ。
 それより
 さっき話してたの誰?」

「秀汰先パイ♪
 亮喜と全然違くって
 優しいし、カッコいいんだよぉ」

「あっそ。」



何よ!

せっかくアタシが知らせに来たのに、1人で部屋帰ってくし!

もう! 何様のつもりよ!

アタシは、小走りで亮喜の背中を追いかけた。


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