片オモイ×片キライ
「美織・・・。
 誰に向かって口きいてるか
 分かってる?」



そういいながら

顔を近づけてみる。

うるさいから

同時に口も塞いじゃえ。



「もがもが!
 もがもが、もがもがもが!」

「何もがもが言ってんの?
 んま、とりあえず
 飯よろしくな!」



よし、俺の完全勝利!!

満足して、ソファーでくつろぐ。

あぁ~

こうやって新婚生活、送りたい!

美織はあきらめて

作ってくれるらしい。

冷蔵庫を開いてる。


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