片オモイ×片キライ
「マジ、今の誰?!
 いきなり、なんなの!!!」

「まあまあ、落ち着いてっ」



興奮している由梨を落ち着かせて、全部話した。

亮喜と幼なじみだということ。

偶然、同じ部屋に住むこと。

それに、ものすご~~~く性格が悪いこと。



「ふ~ん。 そういうことね。
 わかった、わかった!
 まぁ、幼なじみだからいいじゃん☆
 ヤラしいこととか、ないでしょ!」

「そ、そっちの問題じゃないんだって!
 もぉ、私の話ちゃんと聞いてた?!」

「聞いてた、聞いてた。」

「あの、棒読みなんだけど・・・」

「えへ♪
 とりあえず、お互いがんばろ!
 私は、304号室だから☆
 遊びに来てねん」

「うん!
 じゃあね♪」



由梨は、部屋の掃除があるみたい。

アタシもやらなきゃなぁ・・・

うぅ、でも帰りたくないよぉ。


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