好きの瞬間
「なぁ、今日さどっか行かね?いつメンでさ。」
そう晃平が聞いてきた。
これはいつものことだから「いーよ。」と返事をする。
いつメン、これは後々分かるけどとってもいい人たちの集まり!
だからこの返事をしてから私は放課後が楽しみになった。
あともう少しで放課後。だから寝る!
「晃平!放課後になったら起こしてね!」
私は寝る前にそう言って目を閉じた。
――――――――……
「起きろ!」バシッ
そう言って晃平は私の頭を叩く。
「痛い…」
本当に痛い…
地味に痛い…
いや、地味にじゃなくて真面目に痛い…
「もう少し優しく起こしてよ!」
そう言って私は叩き返す。
「うるせー…」
晃平はうざそうにしてる。