好きの瞬間



「ねぇ、今日は来るの?」


この言葉の意味は今日いつメンは教室に来るの?の略。
こんなことを言わなくても晃平は分かってる。



「おぉ。あいつらHR終わったら即行で来るって言ってた。」


晃平はその場面を思い出してるのか笑いながら言う。



「そっか。じゃあ、待ってよう。」


「おう。」



今日は何するんだろ?



そんなことをボーっと考えていると教室の扉がガラッと開いた。




「やっほっ!」


「おーすっ!」


そう言って入ってきたのはいつメンのメンバーの内の2人。


やっほっ!と言ったのは学校内でも有名の元気っ子、平河 紫菜(しな)
この子は元気がありすぎる。
そのことが学校でも有名。先生まで知っている。

というより、いつメン自体が有名なのだ。



そして、おーすっ!と言って入ってきたのは西川 尋。
尋も元気っ子。だから紫菜との2人でセットって感じなんだよね。


あといつメンは男女2人ずついる。

これがまた強烈なんだよね…
< 5 / 7 >

この作品をシェア

pagetop