最強姫と炎の王子
『あ!やっぱお前レイか!』


急に何を言い出すのかと思ったら


他愛のないことだった。


『そんな事で声をあげないように。

バカが出てしまっています。』


先ほどは感じ取れなかったがレイに


鋭さが見えた気がした。


言われた男の方は、顔を真っ赤にして


プルプル震えていた。


『久々に見てそりゃないだろ・・・。』


静かに腰を下ろして椅子に座った。


事態が収まったと判断してフルノースが


口を開いた。







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