恋春


「おじゃまします…」



部屋は可愛い感じにまとめられていた。



そして真ん中のちゃぶ台に寝ている子がいた。



ボブヘアの女の子は寝息をたてている。



…どうしよ



「あのー」


「んー…?」



声をかけると目をこすって起き上がった。



「…あ!ゴメンなさいッ!!転校生の子だよね?」


「…はい。真田 晴希って言います」



私は一応自己紹介をした。


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