恋春


家に帰って自分の部屋で考えてみた。



―雅紀のいない生活



…そんなこと想像したこともなかった。



私は雅紀がいなくても大丈夫なのかな…



“行かないで”



そぅ言ったら雅紀は行かない。



だけど、夢の邪魔はしたくないんだよ…



私はそのまま眠りについた。


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