恋春


私は気合いを入れた。



人助け



そぅ思って。








―フリをする日。



服も頑張って可愛いのを着た。



「お!来た」



先輩との待ち合わせ場所に行くと先輩が先にいた。



「お待たせしましたっ…」


「待ってないよ?行こ」



さりげなく私は手を握られた。



「え?」


「カレカノでしょ?」



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