貴様!何様?会長様!?



――――…



「口、縫い付けてやろうか」



ひょぇぇえ~…。



あの先輩達がおとなしくしてくれ、私は零会長に生徒会室に連れて来られていた。



「…すみません、でした」

「ずいぶんと言ってくれるな」



“―――ギクッ”



や、やっぱり聞いてた…よね。



よくサボってるだとか、態度デカイだとか…。



「で、フォローが誰より会長ですってなんだよ?」



眉を寄せ、機嫌の悪い顔をする零会長。



「本当にすみませんでした。勝手な事ばかり言って…」

「まあ、もうそれはいい」

「え」



まだ、何かあると?!



私、何したっけかな?!



もしかして、頑張りすぎて怒られる?!



< 70 / 223 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop