*♥先生の彼女♥*【完】
「しかも、そのガキ俺の子じゃないみたいだし・・・」
先生は呆れながら言う。
『・・・先生、あたしに出来る事・・・ないかな?』
先生の心の傷に、あたしは何がしてあげられるだろうか??
何か、出来ないかな??
あたしは、裕輝さんじゃないけど・・・
代わりでもなんでもいいから何かしてあげたい。
「・・・そばに・・・いて」
そう言って先生はグイッとあたしを自分の元へ引く。
『あたし、もしかして・・・裕輝さんの代わり??』
あたしは聞いてはいけない事をさらりと聞いていた。
「は・・・??代わりなんかじゃない」
先生は明らかに動揺していた。
『ほんと・・・??』
「代わりなんかで生徒と付き合うかよ?嘘でキスなんてするかよ?」
「・・・優姫だけを、見てるから」
『うん・・・』