*♥先生の彼女♥*【完】
直筆室の手紙と一緒に鍵が2本置かれていた。
先生の家の鍵だ・・・
これ、あたしが持っていていいの??
そう思うとすごく嬉しくて、先生と同居しているみたいだった。
あたしはとりあえず、先生の冷蔵庫の中にある、そばを取り出した。
あたしはそれを味わって食べた。
先生の手作りそば。
市販のそばを茹でてつゆを作ってあっただけだったけどそれだけでも全然嬉しくって。
エプロンを付けて台所に立つ先生の姿が浮かびついついニヤけてしまう。
あたしの為に、
朝、忙しいのに・・・
ありがとう
先生。
そばを食べ終わると荒いものをして、名残惜しそうにあたしは、先生の家に鍵をかける。