*♥先生の彼女♥*【完】


家に帰るとお父さんとお母さんがいる。


日曜日。



「優姫、昨日はどこ行ってたの?無断外泊よ?」



『友達の家。泊まったの』


「誰の家?」



『菜々』


あたしはとっさに嘘をつく。

「・・・そう、ならいいわ。これからはメールくらい入れてちょうだい」



『はーい』



そう言い残すとあたしは、自分の部屋に向かう。


そして、先生にお礼のメールを作成する。





件名:昨日は、ありがとう

本文:そばおいしかったです。

   学校がんばって下さい





あたしは、そんな短い文を澤本先生に送った。


何もかもが幸せで澤本先生といる毎日はいつもキラキラ輝いていてあたしは本当に自分の事しか考えていなかった。



気付いたらあたしの気持ちだけがどんどん深くなっていったのかな・・・








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