*♥先生の彼女♥*【完】


『いいよ』


俺はそう言って、女とクラブを出た。



「ねぇ、アンタ名前は?」



女はそう聞いてくる。



『俺?翔、お前は?』



俺はとっさに名前を嘘つく。




遊ぶ女にはいつも本名を隠す。




それが俺の悪いクセ。



「翔?歳は?あたしは芽衣20歳」



『23、芽衣?しかも二十歳?』








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