*♥先生の彼女♥*【完】
『……痛っ』
あたしは瞬に押された体を少しずつ起き上げる。
「お前、今無理やりしたただろ?」
その男の人は瞬に絡む。
「だから何?」
そう言い瞬はあたしの側から離れる。
すると見えてきたその姿は
あたしが大好きな澤本先生の姿。
「嫌がってんのに気付かない?」
「何が言いたい?」
「そんなんだから彼女できねぇんだよ」
「うっせぇ!!」
「行くぞ!!」
瞬との会話が終わるとあたしの腕を力強く引っ張る先生。