*♥先生の彼女♥*【完】
きっと分からないよね?
あたしが悪いんだよね?
「おい、小田!!今数学の時間だ!それ、机の中にしまえ!」
先生はあたしに強い口調で言う。
あたしの机の上には鏡が置かれていた。
あたしはすぐさまその鏡を机の中にしまった。
『すいませんでした…』
あたしは小さな声でポツリと呟く。
「小田!前に出てこの問題やってみろ」
次は何かと思うと、
先生はイキナリあたしを指名した。
あたしは前に出て黒板に書かれた問題をさらりとやってみせる。
その時丁度先生とすれ違う。
・・・
ん??