*♥先生の彼女♥*【完】

決心




バタンっ─────



ものすごい音を立ててドアを閉める。


あたしは鍵を掛けて部屋に閉じこもる。


涙が流れないようにこらえる。



お母さんは、あの後きっと



"子どもをおろしなさい"



って言おうとしてたと思う。



そんな言葉、今は聞きたくない。


けど、あたし一人ではどうにもならない。






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