*♥先生の彼女♥*【完】





こんなあたしに・・・



ごめんなさい。




あたしは心の中で気持ちを最大限に込めて謝った。



「優姫着いたよ」



お母さんの声であたしは目を覚まし、車のシートから少しずつ体を起こす。



「大丈夫?起きれる??」


そっとあたしの体を支えようと手を伸ばした。



『・・・いい』


あたしはその手を振り解いた。



『大丈夫・・・だから』


そう言うとあたしは自分で車から降りた。




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