*♥先生の彼女♥*【完】
あの夜、優姫が俺の知らない男といた、あの日の出来事が俺の頭にフラッシュバックする。
俺の車の中で静かに言った優姫の言葉・・・
「ねぇ先生?」
『あ??』
俺はあっけなく答えたんだ。
「・・・大好き」
『は?何言ってんの?』
俺は平静を装いあっさり答える。
心ではとてつもなく嬉しかったのに、言葉は心と裏腹な事を言う。
「・・・えっ?」
それに目を見開いて驚く優姫。
『見たんだろ?』
「・・・見たよ」
淋しそうな顔をする優姫。