*♥先生の彼女♥*【完】
俺は頭の中でそんなことを繰り返し繰り返し考えていた。
キーンコーンカーン・・・
授業終了のチャイムが鳴る。
正直、今日の数学の時間何を教えたのか覚えていない。
教えていたのか?
生徒の役に立ったのか?
いいや、
今日は何も教えてなかったのではないか?
教科書の問題を適当にやらせてただけだったのかもしれない・・・
やっぱり覚えてないや。
とにかく優姫と話を・・・。
俺はそう思い優姫を呼ぶ。
『小田~ちょっといいか?』
「・・・はい」
彼女は、意外にも冷静に答えた。