*♥先生の彼女♥*【完】
「ってかガキできたんだ?」
舞飛はあたしのお腹を指差してそう言う。
『うん』
「そっかーおめでと!彼氏の子?」
『うーん・・・元彼の子・・・』
舞飛は一瞬目を見開いた。
「まじで?今彼、何か言わなかった?」
『今、彼氏いないから』
「えっ?逃げられた?」
『そうじゃなくて・・・あたしがただ、言わなかっただけなの』
「・・・そっかー、後悔すんなよ?」
『分かってるって~』
あたしは舞飛の背中を平手でバシっと叩いた。
「んじゃ、また話そうぜ?ここのアドレスにメールよろしく~!」
そう言うと舞飛は白い紙に自分のケータイのアドレスが書かれた紙を渡してあたしの歩いてきた道を歩いて行った。