*♥先生の彼女♥*【完】
桜大橋の近くまで行くと橋の真中に人影が見えた。
近づくにつれてその人の服や顔がはっきり見えてくる。
舞飛だ。
どうやら舞飛はあたしより先に着て待っていたようだ。
「優姫~!!」
舞飛はあたしに気付き、あたしに向かって叫び、手を左右にひらひら振る。
あたしも手を振ってみせる。
すると舞飛は走ってあたしの側まで駆けつけた。
「急に呼び出してごめんな、体、大変な時に・・・」
舞飛は申し訳なさそうにそう言う。
『ううん。気にしないでよ。今は大丈夫だから』
あたしはニコッと笑った。
すると舞飛は一瞬顔をしかめた。
???