*♥先生の彼女♥*【完】
会いに… -悠矢side-
昼休み、俺は自分の数学準備室で仕事をしていた。
コンコン…
『はーい、誰?』
俺は、ドアを叩く音で手を止め、返事をした。
「あの…神咲です」
うちのクラスの神咲菜々だ。
神咲は優姫と親しかった。
だけど、俺に何の用だろう…。
数学の事…か?
んなわけねぇな…
神咲はいつも数学のテストでクラスで1番高い点を取ってるし。
『おう、神咲か!入れ~』
俺はとりあえず神咲に部屋に入るように言う。
ガラガラガラ……