*♥先生の彼女♥*【完】
ガラガラガラ…
『行ってくる』
俺は神咲にそう言い残すと足早に歩いた。
「澤本先生、今日の会議の事で…」
俺は廊下ですれ違った花咲先生の声も無視して廊下を走った。
ポケットから車のキーを出し、急いで開けた。
俺の心は焦っていた。
優姫が妊娠しているなんて事実なのだろうか…
本当だったら俺はどうしたらいい?
優姫と結婚すんのか?
俺はいいけど、って言うかすげぇ嬉しいけど…
優姫はどう思っているのか…??
優姫はどうしたいのか…
とりあえず
早く、会いたい…。
会って話がしたい。