*♥先生の彼女♥*【完】
しばらくすると解放される。
荒く乱れた息を時間をかけて戻す。
『先生はあたしのどこが好きなの?』
あたしは先生に質問をする。
「性格、小田はいつも委員会の仕事や俺の手伝いとか嫌がらずやるだろ?」
迷いなくまっすぐあたしを見て答える先生にドキドキしているあたし。
「それとお前なら信じてもいいんじゃねぇかって思ったから」
『えっ?何で??』
「お前は覚えてねぇかもしれないけど俺達前に一度会ってるんだぜ?」
『えっ??どこで??』
「ナイショ」
『えー何でよーいいじゃん教えてくれても!!』
「教えなーい」
先生は子どもみたいにそう言った。