*♥先生の彼女♥*【完】
先生は既にあたしの家の近くまで来るまで来て待っていた。
『先生、ごめんね』
あたしは、そう言って車に乗り込む。
車にはマリン系の芳香剤の匂いが広がっていていい気分。
「まったく遅ぇよなぁ!女って!!」
先生は不機嫌そうに言う。
『ごめんなさ・・・』
「嘘だよ。俺の為に時間かけてくれたんだろ?」
『うん。外に出ないのに気合入れすぎちゃった』
「かわいい・・・」
『えっ?ありがとう』
急に先生があたしに(かわいい)なんて嬉しい単語をくれるからドキドキしちゃったよ・・・。
先生は、マンションの駐車場に車を止めた。
「着いた!」
嘘・・・
このマンションって・・・
あの噂の!!