だいせんそう
そして同じカバンを背負うのだ。
同じ、喜怒哀楽なんて甘ったるいものではない、世界の全貌をまるで知っているかのように、腐り果てるまで語る。
やがて屍となり、また酒を呑む。
そうやって何回も乾杯を繰り返し、何回も屍になるのだ。
彼と同じ命運を私は背負い、死後の世界で生きる。この墓石の元に埋められたならば、きっとそれは叶うだろう。
夢などではない。ただの戯れ言。
私のだらけきった笑い方では彼も失望するかもしれない。
でも練習などしてみろ、また私は年老いてゆくだろう。