俺様ご主人様
専属メイド…
「よ、よろしくお願いします!」
今、あたしはメイドの
先輩方に挨拶中
わざわざ厨房に集まってもらった
中にはごくわずかだけど執事もいた
ひそひそ何か話す先輩方
何話してるんだろ…
不安がつのるばかり
「ごきげんよう。華南さん」
すると一番きれいな人が前に出てきてあたしに言った
「私は西条 愛美(サイジョウマナミ)と言います。ここのメイドのリーダーをやらせて頂いています」
「よ、よろしくお願いします!あ、華南でいいですよ。先輩からそんな…」
そう言うとフフッと愛美さんは笑った
わ、絵になる。
「ありがとう。華南ちゃん♪」
「…へへ」
なんとなく笑ってしまった
今思う。笑わなければ良かった