俺様ご主人様
今更だけど緊張してきた
そりゃ…ご主人様だものいくらあたしだって
緊張するよ
中はやっぱり広すぎる
大きなベッドはあたしが何人も寝れる
なんだか殺風景だなぁ
置いてある物は豪華で
キラキラしてるけど
とっても寂しい部屋だなっと思った。
そして真ん中に置いてある金のイスに座っているのは多分ご主人様
「…翔様。華南様です」
くるっとこっちを見る
ご主人様
わ、睨まれた
「ょ…よろしくお願いします」
あたしは深々と頭を下げる。
「…」
スッ…
あれ?
ご主人様はあたしの横を通り過ぎて行ってしまった
…ブチ
「すみません。華南様…翔様は機嫌が悪いようです………華南様?」
「何あいつ!!感じ悪!!
初対面の人には挨拶するでしょうが!!常識よ!!
ご主人様だからって…
調子こいてんじゃねーよ!!」