俺様ご主人様
デレデレご主人様
--*---*--・・
「・・・よいしょ」
なんとか翔をベッドに運んだあたしは翔の顔を見れるような位置にイスを持ってきて座った
まさか熱なんてあるなんて・・・
翔の寝顔をジーッと見る
疲れてんのかな・・・
色々あったしね・・・
そっと翔の頭を撫でる
「ちょっとお水持ってくるね」
そう話しかけて立とうとした・・・
腕を引っ張られる
「・・・翔?起きた?」
「・・・くな・・・さん・・・」
・・・?
'くなさん'?
・・・?????
「・・・しょ・・・「行くな・・・母さん」
母さん
確かにそう言ったよね・・・?
翔のお母様・・・?
「・・・くな・・・」
とにかく座り直す
「翔?」
「・・・・・・・・・・・・スー・・・」
寝てる
手の力がするっと抜ける
静かに部屋を出た
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