エゴイズム☆キララ
自分を覆う物がなくなり寒さを感じたのか、本能に従い温かさを求め要にピッタリとくっついてきた
「美亜」
「………」
「美亜起きろ」
肩を揺すり起こそうと試みるが無駄で、更に腕を要の腰に巻き付けてきた
あちこち詮索するように発されていた声が、だんだんとこちらに近付いて来る
「おい、起きろって!…美」
「美亜あああああー!!」
寝室のドアが勢いよく開かれ、朝から迷惑を撒き散らしている男の声に被された
「遅かったか…」
要はガックリとうなだれ空しく呟いた
「美亜」
「………」
「美亜起きろ」
肩を揺すり起こそうと試みるが無駄で、更に腕を要の腰に巻き付けてきた
あちこち詮索するように発されていた声が、だんだんとこちらに近付いて来る
「おい、起きろって!…美」
「美亜あああああー!!」
寝室のドアが勢いよく開かれ、朝から迷惑を撒き散らしている男の声に被された
「遅かったか…」
要はガックリとうなだれ空しく呟いた