エゴイズム☆キララ
挨拶も済ませたので、この場から早く立ち去りたい一心に駆られたが
「そうそう白石さん、あなたに聞きたい事があったのよ」
佐々木の一言で、美亜は自分のテリトリーを脅かされるような感覚に纏われた
「ええっと、何か?」
「あなた去年の暮れに鷹科主任と…」
「美亜!」
タイミングが良いと言って良いのか悪いのか、佐々木が最後まで言い終わる前に一がやって来た
「探したぞ」
今この状況で余計に拗らせるのは面倒臭い
そう判断した美亜は先手を打った
「常務、明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します」
だが会社の役員がいち社員を名前で呼んだ時点で、佐々木の疑念が更に膨らだ事は間違いないだろう
「何を言っている、元旦に…い゙っ!」
続きを言われる前に美亜は一の肘を抓った
「そうそう白石さん、あなたに聞きたい事があったのよ」
佐々木の一言で、美亜は自分のテリトリーを脅かされるような感覚に纏われた
「ええっと、何か?」
「あなた去年の暮れに鷹科主任と…」
「美亜!」
タイミングが良いと言って良いのか悪いのか、佐々木が最後まで言い終わる前に一がやって来た
「探したぞ」
今この状況で余計に拗らせるのは面倒臭い
そう判断した美亜は先手を打った
「常務、明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します」
だが会社の役員がいち社員を名前で呼んだ時点で、佐々木の疑念が更に膨らだ事は間違いないだろう
「何を言っている、元旦に…い゙っ!」
続きを言われる前に美亜は一の肘を抓った