エゴイズム☆キララ
頭を前に倒すと、コテッと要の胸板で止まった
「ねえ……」
「………何で佐々木さん家に来たの?」
「見舞いだろ」
いや、そうじゃなくて…
「家に上げたの?」
頭上で要がククッと笑ったのが聞こえた
「そういう意味か!?」
笑い事じゃないのに!こっちは真剣に聞いてるのに
「インターホンが鳴るから、お前が鍵忘れたと思って開けたんだよ」
だったら玄関で話せばいいじゃん
「出ちまったし、見舞いに来たって言うから玄関先で帰すのも悪いと思って上げたんだよ」
最後にワシャワシャと後頭部を拭くと
「だからだよ」
と言って美亜の頭をポンポンとした
「ねえ……」
「………何で佐々木さん家に来たの?」
「見舞いだろ」
いや、そうじゃなくて…
「家に上げたの?」
頭上で要がククッと笑ったのが聞こえた
「そういう意味か!?」
笑い事じゃないのに!こっちは真剣に聞いてるのに
「インターホンが鳴るから、お前が鍵忘れたと思って開けたんだよ」
だったら玄関で話せばいいじゃん
「出ちまったし、見舞いに来たって言うから玄関先で帰すのも悪いと思って上げたんだよ」
最後にワシャワシャと後頭部を拭くと
「だからだよ」
と言って美亜の頭をポンポンとした