エゴイズム☆キララ
翌朝、深い眠りから引き戻されたのは要の大声だった
「何でお前が居るんだよ」
若干呆れ気味に言われてしまった
「………おは、よ…」
眠い目をシパシパさせながら頑張って開ける事はせず、再び目を閉じた
隣で溜め息を付く声が聞こえたが、また深い所へ意識が落ちて行った
要は安らかに眠る美亜の頭を撫で
「ガキじゃないんだからよ…」
ポツリと呟き、自身も再び眠りに付いた
もうすぐ春が訪れそうな朝は、まだ寒さを感じて
側にある温もりを確かめるように
向かい合う姿は互いの距離が、これからも変わらない事を示すかのように
歯車が狂わないように
冬が終わるのを感じていた………
「何でお前が居るんだよ」
若干呆れ気味に言われてしまった
「………おは、よ…」
眠い目をシパシパさせながら頑張って開ける事はせず、再び目を閉じた
隣で溜め息を付く声が聞こえたが、また深い所へ意識が落ちて行った
要は安らかに眠る美亜の頭を撫で
「ガキじゃないんだからよ…」
ポツリと呟き、自身も再び眠りに付いた
もうすぐ春が訪れそうな朝は、まだ寒さを感じて
側にある温もりを確かめるように
向かい合う姿は互いの距離が、これからも変わらない事を示すかのように
歯車が狂わないように
冬が終わるのを感じていた………