エゴイズム☆キララ
マンションの前まで送って貰い
「今日も楽しかったです、ありがとうございます」
運転席に座る石川誠二にお礼を言い、車を下りようとした時
「美亜さん」
真剣な顔をした彼に呼び止められた
「……はい…」
先程まで笑いがあった空気とは一辺し、車内は静寂さを醸し出していた
「美亜さん」
射止めるような石川誠二の目に見つめられ、徐々に美亜の心拍数も上がり
「美亜さん、僕は貴方の事が好きです」
『可愛い』という形容詞が付いていないストレートな言葉に、心臓がトクンッと跳ねた
「…美亜さんに会う度に、どんどん惹かれていくんです」
何も言葉を発する事が出来ず、石川誠二から目を反らせずにいると
頬に手が添えられ
端正な顔がどんどん近付いてきて
視界が遮られると
唇に暖かい感触が伝わってきた
「今日も楽しかったです、ありがとうございます」
運転席に座る石川誠二にお礼を言い、車を下りようとした時
「美亜さん」
真剣な顔をした彼に呼び止められた
「……はい…」
先程まで笑いがあった空気とは一辺し、車内は静寂さを醸し出していた
「美亜さん」
射止めるような石川誠二の目に見つめられ、徐々に美亜の心拍数も上がり
「美亜さん、僕は貴方の事が好きです」
『可愛い』という形容詞が付いていないストレートな言葉に、心臓がトクンッと跳ねた
「…美亜さんに会う度に、どんどん惹かれていくんです」
何も言葉を発する事が出来ず、石川誠二から目を反らせずにいると
頬に手が添えられ
端正な顔がどんどん近付いてきて
視界が遮られると
唇に暖かい感触が伝わってきた