エゴイズム☆キララ
会話は途切れる事なく…要は口数少なかったが、美亜と綾子の話を石川誠二が楽しそうに聞いていた



食後のコーヒーを入れ、膨らんだ胃を落ち着かせる憩いの時間


美亜はココアを堪能していた


要と石川誠二は仕事の話なのか分からないが、とても難しい話をしていた


株がどうたらこうたらとか


あそこの企業がなんたらかんたらとか






2人は同類だと思った


日本を揺るがす経済力を持った家に生まれ、次世代の人間だ



そんな人間が幼い頃から身近に居る事を、初めて不思議に思ってしまった
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