エゴイズム☆キララ
美亜は大きな声を出した事に気付き、他の客に迷惑ではなかったかとキョロキョロ周りを見渡した
そんな心配は必要なかった
だって、ここは個室だから
目の前の彼は驚いていた顔から、いつもの優しい顔付きに戻り
「美亜さん、そんな事で悩まれていたんですね?だから、今日はあまり喋らなかったんですか?」
美亜にとっては重大な事なのに、石川誠二はヘでもないような問題らしい
「…はい」
料理が出来ないのに、カレーを作った時あたかも出来るように解釈され、嘘を付いているようで心苦しいものもあった
「気にしなくていいですよ」
「えっ!?」
「家政婦に用意して貰いますから」
俯いていた顔を上げると、ニコニコと目尻を下げた優しい顔をしていた
「心配しなくていいんですよ」
「へっ!?」
予想していた事より小さく小さく納まったので、美亜は拍子抜けしてしまった
そんな心配は必要なかった
だって、ここは個室だから
目の前の彼は驚いていた顔から、いつもの優しい顔付きに戻り
「美亜さん、そんな事で悩まれていたんですね?だから、今日はあまり喋らなかったんですか?」
美亜にとっては重大な事なのに、石川誠二はヘでもないような問題らしい
「…はい」
料理が出来ないのに、カレーを作った時あたかも出来るように解釈され、嘘を付いているようで心苦しいものもあった
「気にしなくていいですよ」
「えっ!?」
「家政婦に用意して貰いますから」
俯いていた顔を上げると、ニコニコと目尻を下げた優しい顔をしていた
「心配しなくていいんですよ」
「へっ!?」
予想していた事より小さく小さく納まったので、美亜は拍子抜けしてしまった