エゴイズム☆キララ
少年は透かさず幼い少女の顔面を掴んだ
「か、要ちゃん!!」
少年の腕の長さには敵わず、あと少しで届きそうだけど届かないもどかしさから、幼い少女は両手をバタバタと仰いでいた
「あーそーんーでー」
力の差が歴然にも拘わらず、それでももがき続けていた
「………美亜」
名前を呼ばれ遊んでくれると思った少女は、嬉しくなり大人しくその場に直った
「なに?」
クリクリと愛らしい眼からも喜びが伝わってくるようだ
「かくれんぼしてる訳じゃないんだよ」
少年は優しい言葉遣いだが、少し不機嫌さが伺える
「えーーー」
少女は負けじと不満を訴える
「少し待ってろ。これが終わったら遊んでやるから」
少女は机の上にある物と少年の顔を交互に見比べ、少し考えると「うん!」と勢いよく返事をした
「か、要ちゃん!!」
少年の腕の長さには敵わず、あと少しで届きそうだけど届かないもどかしさから、幼い少女は両手をバタバタと仰いでいた
「あーそーんーでー」
力の差が歴然にも拘わらず、それでももがき続けていた
「………美亜」
名前を呼ばれ遊んでくれると思った少女は、嬉しくなり大人しくその場に直った
「なに?」
クリクリと愛らしい眼からも喜びが伝わってくるようだ
「かくれんぼしてる訳じゃないんだよ」
少年は優しい言葉遣いだが、少し不機嫌さが伺える
「えーーー」
少女は負けじと不満を訴える
「少し待ってろ。これが終わったら遊んでやるから」
少女は机の上にある物と少年の顔を交互に見比べ、少し考えると「うん!」と勢いよく返事をした