エゴイズム☆キララ
いつもだったら
遊びに行けばいいやって
今まで通り合鍵で好きな様に、好きな時に出入りすればいやって
何故だか、そう思えなかった
逆に今まで思いもしなかった事が頭に浮かんだ
要のマンションに遊びに行った時、知らない女の人が居たらどうしよう…って
ソファーに座って、三つ子ちゃん達が並ぶテレビを見ながら、要に笑顔を向ける女性のシルエットがモワモワッと脳内を横切った
そんな事を考えたら居た堪れなくなり、美亜はテーブルに居る戦利品達をショップの袋に戻しレジに向かった
「ないないない」
美亜は頭を振りながら、伝票を勢いよくカウンターに置いた
会計をした店員は、先程プリンパフェを運んで来た大学生らしき人
やはり嫌そうに怪訝な目で「1417円になります」と言った
美亜は千円札を2枚差し出すと、駆け足で店を後にした
背後から「お客様ーお客様ー!お釣りがっ!!」と店員が叫びながら追いかけて来ているが
その声も耳に入らず、ひたすらに足を進めた
遊びに行けばいいやって
今まで通り合鍵で好きな様に、好きな時に出入りすればいやって
何故だか、そう思えなかった
逆に今まで思いもしなかった事が頭に浮かんだ
要のマンションに遊びに行った時、知らない女の人が居たらどうしよう…って
ソファーに座って、三つ子ちゃん達が並ぶテレビを見ながら、要に笑顔を向ける女性のシルエットがモワモワッと脳内を横切った
そんな事を考えたら居た堪れなくなり、美亜はテーブルに居る戦利品達をショップの袋に戻しレジに向かった
「ないないない」
美亜は頭を振りながら、伝票を勢いよくカウンターに置いた
会計をした店員は、先程プリンパフェを運んで来た大学生らしき人
やはり嫌そうに怪訝な目で「1417円になります」と言った
美亜は千円札を2枚差し出すと、駆け足で店を後にした
背後から「お客様ーお客様ー!お釣りがっ!!」と店員が叫びながら追いかけて来ているが
その声も耳に入らず、ひたすらに足を進めた