エゴイズム☆キララ
綾子に電話をかけた筈なのに、何故男性の声がするのだ
しかも、あたしの名前を知っている
「誰っ!?」
美亜は負けん気な口調で捲し立てると、『えっ!?』と驚いた声が返って来た
いよいよ摩訶不思議になり「どちら様でござんすか?」と低姿勢で問い掛けてみた
『白石さんだよね?俺ですが…』
“俺”って言われても
「…………」
『…俺、俺だけど?』
美亜が何も話さないでいると、少し自信なさ気な声で念を押す様に言ってきた
「…………」
何で綾子が出ないんだろ
この人、誰?
モヤモヤとイライラが募った美亜はメンド臭くなり
「あたしは知りません」
言い放つと、ホールドボタンを押した
しかも、あたしの名前を知っている
「誰っ!?」
美亜は負けん気な口調で捲し立てると、『えっ!?』と驚いた声が返って来た
いよいよ摩訶不思議になり「どちら様でござんすか?」と低姿勢で問い掛けてみた
『白石さんだよね?俺ですが…』
“俺”って言われても
「…………」
『…俺、俺だけど?』
美亜が何も話さないでいると、少し自信なさ気な声で念を押す様に言ってきた
「…………」
何で綾子が出ないんだろ
この人、誰?
モヤモヤとイライラが募った美亜はメンド臭くなり
「あたしは知りません」
言い放つと、ホールドボタンを押した