晴れのち恋
すごく嬉しかった。
私を隣に座らせてくれこと。私の名前を呼んでくれたこと。


こんなに小さなことなのに私は本当に嬉しかった。


私は学校にもうすぐ着いてしまうのでまた会いたいからアドレスを聞くことにした。


「あの、よかったらア、ア、ア〇パンマンのキーホルダー見せてください」

「いいよ」


私は何を言ってるんだ!
ア〇パンマンなんか見てもなんも起こらないよ!


よく考えたら翔さんもスクールバッグじゃん!
ア〇パンマンのおかげだよ。


学校どこかだけでも聞こう。
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