晴れのち恋
次の日は雨が降り会えなかった…。
そして、また晴れた日が来たのは一週間後だった。


「涼香、ひさしぶりだからって緊張してない?」

「大丈夫。逆に嬉しい♪」

「頑張ってね!」

「うん」


バスに乗った。
作戦が始まった。


「ジーッと見とくんだよ」

「了解!」


私は翔にこっちを見てオーラを出しまくった。

なかなか見てくれない…。


「沙耶、私行って来る!」

「あ…涼香!」


私は立ち上がり翔のところに行った。
一週間前と何も変わってない。

立ち上がり翔に近付くとさすがに翔も私に気付いてくれた。
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