晴れのち恋
そうこうしてるうちに家に着いた。



「沙耶は家に一回帰らなくていいの?」

「今頃!?私は大丈夫だよ」

「じゃあ中入って~♪」



そう言って私は玄関を開けた。




そういえば沙耶が家に来るのってかなりひさしぶりかも!


部屋片付けたっけ?

急に私は焦り出してしまった。


彼氏が来たってわけじゃないのに…。



「沙耶、散らかってても気にしないで!」


私は勇気を出して自分の部屋のドアを開けた。


「キレイじゃん!」


沙耶の第一声に私は思わずつぶってしまった目を開けた。


「よかった~」

「涼香って自分で思って以上にきれい好きなんだよね」

「そうなのかな?」



実はそうかもしれない。
よく小さいときにO型なのにA型に見られるタイプだった。
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