晴れのち恋
それから少し沙耶と話していた。


「もうそろそろてるてるぼうず作ろっ!」

「そうだね」



沙耶に思い出したように言った。

そういえば瑞貴達遅いな~。


「準備はすぐ終わるよね!」

「うん。瑞貴達が来るまでには終わるって」


そう言って私達はティッシュとゴムなどを準備した。


「もういいんじゃない?」

「そうだね、じゃあもう作り始めよっか♪」

そう言うと同時にチャイムが鳴った。


―ピンポーン


私達は急いで玄関のほうに向かった。
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