晴れのち恋
それからだいぶ完成した。


「明日晴れるといいな…」


私はてるてるぼうずを見ながら独り言のように呟いた。


「これだけ作ったんだから明日はきっと晴れるよ」


私の独り言に沙耶は返事をしてくれた。


「俺も瑞貴も願ってるしな」

「私達のパワーがあるから涼香は絶対幸せになれるよ♪」


と二人にも言われた。

みんな本当に優しい。

「ありがとう。明日晴れることを願っとく♪今日は本当ありがとっ!」


そう言ってみんなと別れた。
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